グルコバイ50mgの写真

グルコバイはアカルボースを成分としたお薬です。主に糖尿病による食後過血糖の改善や血糖値のコントロールとして用いら食事療法の補助薬として2型糖尿病にも有効とされております。

50代女性の糖尿病発症率・グルコバイと腸内細菌叢

生活習慣病のひとつである2型糖尿病は、40~50代になるとリスクが高くなります。この年代になると徐々に体の衰えが見え始めるので、定期検診や人間ドックにかかる人も増えます。
女性の場合、50代になると30代の7倍以上の確率で糖尿病を発症しやすくなると言われています。50代女性でリスクが高くなる理由は、40代から徐々に女性ホルモンが減少していくからです。更年期に入ると内臓に脂肪がたまりやすくなり、コレステロール値が上昇しやすくなります。
2型糖尿病は発症してから5~10年間気づかずに生活していることもあるので、40代に発症して50代になってやっと罹患に気づくこともあります。
糖尿病になってしまったら、合併症を防ぐことが重要になります。三大合併症と言われる腎症、網膜症、神経症を防ぐために、グルコバイという薬が使われることがあります。
グルコバイは二糖類を単糖類に分解するのを邪魔する薬で、服用すると糖が腸管から吸収されるスピードがゆっくりになるので、糖毒性を低下させることが出来ます。
グルコバイは飲んだ時にだけ作用する薬ですが、最近では腸内細菌叢のバランス改善によって根本的に糖尿病を予防、改善させる研究も進んでいます。
人の大腸には100兆個、種類にして500~1000種類もの腸内細菌が住み着いており、この菌の部分を腸内細菌叢と呼びます。2型糖尿病患者では、この腸内細菌叢に独特の性質があることが発見されました。ブドウ糖と脂肪代謝に関わる酪酸を作る腸内細菌の数が、通常よりも少なかったというのです。
これを改善するためには、ヨーグルトや納豆、漬物などの発酵食品や、野菜から食物繊維を摂取することが役立つと考えられています。